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ブナシメジの栄養効果と美味しく食べるためのコツとは?

食材大辞典

ブナシメジは、1970年代から人工栽培が始まった比較的新しい栽培キノコです。2000年代に生産量が爆発的に増えたことから低価格化し、家計の助けとなる美味しく嬉しいキノコとして浸透しました。
今回は、ブナシメジの栄養効果や保存方法、美味しい食べ方のポイントについて食材大辞典としてまとめました。

ブナシメジに期待できる栄養効果は?

ブナシメジは、天然物はブナの倒木などに生える薄茶色の傘の大きなキノコで、貴重で高価なものです。一般に流通している栽培物のブナシメジは、天然物とは見た目がかなり異なるものの、安価で低カロリーの栄養価が高いシメジとして日常的に多く取り入れられ、近年ではホワイト種も開発されています。

便秘や生活習慣病を予防
食物繊維を豊富に含み、腸内環境を整えて便秘を改善する
うまみ成分グアニル酸やビタミンDとともに動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防効果を持つ
肝機能、免疫力を高め、新陳代謝も促進
βグルカンに免疫力向上、風邪予防やガンの抑制効果がある
ビタミンDが豊富なため、免疫力と新陳代謝を高める効果が期待できる
アミノ酸のオルニチンが豊富で、肝機能を強化するとともに成長ホルモンを助け、肌の新陳代謝をうながし肌荒れの改善が期待できる
疲労を回復し、骨を丈夫に
必須アミノ酸のリジンを含み、タンパク質の吸収や糖質の代謝をうながして疲労回復や体の組織の修復、成長を助ける
リジンやビタミンDにはカルシウムやリンの吸収をうながす働きもあり、マグネシウムとともに骨を丈夫にする

ブナシメジの選び方と保存方法のポイントは?

ブナシメジの選び方と保存方法のポイントは以下の通りです。

ブナシメジの選び方のポイント
カサに張りと丸みがあり開きすぎていないもの、柄が適度に太くしっかりとして根もとに弾力があり、一株にまとまっているものを選ぶ
色や大きさは味に影響しないので、料理によって使い分ける
ブナシメジの保存方法のポイント
キノコ類は水気を嫌うので、保存するときは濡れないように気をつけ、乾燥しないようにラップに包むか袋に入れて冷蔵庫に入れ3~4日のうちに使い切る
石づきを切り落として小房に分け、袋に入れて冷凍庫で冷凍保存することも可能
近年、キノコ類は冷凍することでうまみの素であるグルタミン酸などが増えることがわかってきている

ブナシメジのおすすめの食べ方は?

鮮度が良ければ生でも食べられますが、加熱調理した方が美味しく食べられます。洗うと香りやうま味、栄養分が流れて美味しさが半減してしまいます。

流通しているものは厳しく管理されているので、洗う必要はありませんが、気になるようなら流水でさっと洗い水分を残さないようによく拭きましょう。石づきを取ってほぐせばそのまま使え、加熱しても形が崩れにくくプリッとした食感もちゃんと残ります。

味にクセがないのでさまざまな料理に合わせやすく、鍋物や汁物、煮物のほか、さっと茹でてお浸しや和え物に、炒め物やパスタの具に、肉巻きや卵とじなど焼き物に、天ぷらなど揚げ物にも使えます。炒めるならカラッと仕上がるよう、フライパンを十分に熱して入れ、むやみに触ったり煽ったりしないようにするようにしましょう。

おわりに:肝機能や免疫力強化、体の発達などを助けます。洗わず触り過ぎず加熱調理しましょう

ブナシメジは、生活習慣病や便秘の予防、免疫力や肝機能の強化などに役立つほか、新陳代謝の活発化や疲労回復、骨の健康を保つ効果もある栄養価の高い食材です。洗わずに石づきを取ってほぐせばそのまま使え、加熱しても形が崩れにくくプリッとした食感も残ります。触り過ぎに気をつけ、さまざまな料理で楽しみましょう。

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