ヨモギの栄養効果とおすすめの食べ方、下処理のポイントは?

食材大辞典

ヨモギは、ヨモギ餅やお灸などで使われる、古くから親しまれてきた山菜(野草)です。最近は栽培ものが手に入りやすくなったので、料理でも使いやすくなりましたね。
今回は、ヨモギの栄養効果と美味しく食べるコツについて食材大辞典としてまとめました。

ヨモギにはどんな栄養が含まれているの?

ヨモギは、全国の野原や河川の土手などに自生している多年草で、ヨモギ餅(草餅)やお灸のもぐさ、生薬などとして知られる日本のハーブです。食用とするのは3月から5月頃まで採れる若い芽で、薄い緑色と独特のすっきりした豊かな香りが特徴です。

豊富な不溶性食物繊維
整腸作用があり、便秘の解消や痔の予防、ダイエット効果などがある
糖の吸収を抑え、有害な物質を吸着し体外に排出する働きもある
βカロテンがたっぷり
抗酸化、がんの抑制や免疫力を高める作用がある
体内でビタミンAに変わり、髪や視力、粘膜や皮膚の健康維持し、喉や肺など呼吸器系統を守る
ビタミンKも豊富
血液の凝固に関わる成分の合成をうながす働きがあり、止血に役立つ
貧血を予防するクロロフィル
体内で造血作用を促進し、貧血の予防改善に役立つ
コレステロール値を下げて血中脂質を正常化する
香り成分の多様な効果
口臭予防やリラックス、身体を温める効果が期待できる
副鼻腔炎の治療にも効果が期待でき、お灸や生薬として鎮痛、咳や喘息の去痰などにも使われている

ヨモギの選び方と保存方法のポイントは?

ヨモギの選び方と保存方法のポイントは以下の通りです。

ヨモギの選び方のポイント
先から15㎝~20㎝ほどの新芽で、葉がみずみずしく薄い緑色の、指先で軽くつまめば切れる柔らかいものを選ぶ
硬いものは避け、赤くなってきている部分は取り除く
摘むときには、まわりの環境をみて安全かどうか十分注意する
ヨモギの保存方法のポイント
手に入れたら、さっと水ですすいでゴミなどを落としよく水を切り、乾燥しないように袋に入れて冷蔵庫へ
2日以内には使い切るようにする
大量に収穫した場合は、一度下茹でしてアク抜きしてから密封袋に入れて冷凍保存することも可能
下茹でしたものをミキサーにかけ、ペースト状にしてから冷凍してもよい

ヨモギを美味しく食べるにはどんなコツがある?

調理のポイントは、独特の香りが強いので大量には入れないこと、繊維質が多いので硬い部分は取り除くことです。使う時は、アクが強いのでまずは下茹でをしてアク抜きをしましょう。

沸騰している湯に塩と重層を加え2分ほど茹で、茹で上げたらすぐに冷水に20分ほどさらしておきます。春の新芽だけの場合や栄養素を余すことなく摂りたい場合は、重曹は使わず茹でたら冷水にさっとさらしてすぐに絞るようにしましょう。ヨモギ餅にするなら、ペースト状かみじん切りにして、蒸しあげたもち米に付く前に加えると生地全体がきれいな緑色になります。

そのほか、新芽の部分をさっと塩茹でしたお浸しや和え物、汁物の具、ペースト状にしたものを使った黄緑色の香りよい魚料理のソースやポタージュ、下茹でせずに春の香りを楽しむ天ぷらなどにしても美味しいです。

おわりに:美容や健康を維持し生薬ともなります。柔らかな新芽で季節の香りを味わいましょう

ヨモギには、整腸やデトックス効果のほか、ダイエットや美肌、呼吸器系統の正常化や造血、止血効果などがあり、生薬としても用いられてきました。下茹ででアクを抜き、そのままカットするかペースト状にして使いましょう。料理では柔らかな新芽の色や香りを活かし、多く使い過ぎないのがポイントです。

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