エリンギは、旨味や香りが豊かで心地よい歯ざわりが魅力のきのこです。美味しくて使い勝手も良く、価格が安定していて、家計の助けになるのも魅力ですよね。
今回は、エリンギの栄養効果と美味しく食べるコツについて食材大辞典としてまとめました。
エリンギの栄養的な特徴って?
エリンギは、ヨーロッパ原産のキノコで、日本でも人工栽培され流通し始めたのは1990年代です。クセがなくボリュームがあり、さまざまな味付けが可能で食卓に馴染みやすいことから、年々生産量が増え続けています。
- 低カロリー低糖質でアミノ酸やビタミンが豊富
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- 疲労への抵抗力を高めるアスパラギン酸が豊富
- キノコとしては糖は多めで、整腸作用のあるオリゴ糖、虫歯や骨粗しょう症を予防するトレハロースのほか、筋力低下も予防するビタミンDを含む
- デトックスしながら腸内環境を改善し免疫力もアップ
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- 不溶性食物繊維が豊富で、便秘を改善するほか腸内の脂肪や老廃物を体外に排出し老化を予防する
- 食物繊維にはβグルカンが含まれ、がんの抑制や免疫力の強化も期待できる
- 体内の不要な塩分を排出させるカリウムも多く、むくみや高血圧も予防に役立つ
- 代謝を高め疲労を回復
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- 糖質をエネルギーに変え脳と神経の正常な働きにも関わるビタミンB1が豊富
- 脂質をエネルギーに変え皮膚や粘膜の健康を助けるビタミンB2が含まれる
- エネルギーを作り出すのを助けるナイアシン、代謝を助けるパントテン酸、血液をつくる葉酸なども豊富
- それぞれのビタミンB群が相互に働き、さまざまな代謝や分解を助け、疲労回復などに役立つ
エリンギの選び方と保存方法のポイントは?
エリンギの選び方と保存方法のポイントは以下の通りです。
- エリンギの選び方のポイント
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- エリンギの魅力である歯触りは鮮度とともに落ち、古くなって傷み始めるとアンモニア臭のような不快な臭いが出始める
- 軸の色が白い、柄の部分に張りがありしわなどが無い、持ったときにしっかりと重みと弾力を感じる、傘が内側に軽く巻き込み、裏のひだが真っ白で綺麗に揃っている、パックの内側に水滴がついていない、ものを選ぶのが新鮮なものを選ぶコツ
- エリンギの保存方法のポイント
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- キノコにとって水は大敵、洗うのは厳禁
- 比較的日持ちするきのこではあるが、濡れないように気をつけて袋に入れ冷蔵庫で保存する
- 3~4日で使い切る
- 食味は落ちるが、冷凍も可能
- 食べやすい大きさに切って軽くソテーし、ラップを敷いたバットに並べて凍らせ保存袋に入れて冷凍しても良い(使うときは凍ったまま調理する)
エリンギを美味しく料理するコツとは?
エリンギは、味や香りのしっかりした食材と組み合わせて「エリンギの歯触りをプラス」させるような食べ方がおすすめです。加熱調理しても食感は損なわれにくいので、料理によって大きさやカットの方向など工夫しましょう。
鍋や味噌汁などの汁物や煮物、いろいろなキノコや野菜を合わせた炒め物のほか、手で裂いて素焼きにしても美味しく、天ぷらやフライなど揚げ物にも使えます。
フライパンを十分に熱し、ニンニクを効かせバターやオリーブ油で、触り過ぎたり煽って水分を出さないように注意しソテーすれば、それだけでカラっと香ばしい一品となります。
おわりに:疲労回復やデトックス、整腸効果などがあります。白く張りのある物を選びましょう
エリンギは、低カロリー低糖質で、オリコ糖やトレハロース、アスパラギン酸、ビタミンDやB群、カリウムや食物繊維などを豊富に含みます。代謝を高め疲労を回復するほか、デトックスや整腸作用、筋力低下の予防や免疫力を高める効果などがあります。白く張りのある新鮮なものを選び、水気に気をつけ洗わずに使いましょう。
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