最近は、ズッキーニを置いてあるスーパーが増えてきたので、食卓に上がる機会も増えているのではないでしょうか。ズッキーニには上品な甘みとコクがあるので、何かと使い勝手が良いですが、実は体にも良いんです。
今回は、ズッキーニの栄養効果と美味しく食べるコツについて食材大辞典としてまとめました。
ズッキーニにはどんな栄養が含まれているの?
ズッキーニは、見た目は太いキュウリのようですが、実はカボチャの仲間です。多く出回っている緑色のもの以外に黄色いものやさまざまな形の品種がありますが、いずれも栄養価は変わりません。
- βカロテンとビタミンC
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- 強い抗酸化作用で生活習慣病や老化の原因となる活性酸素の発生を抑える
- 免疫力を高め、髪や皮膚、粘膜、眼の健康を保ち、風邪や肌荒れを予防する
- ビタミンB群
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- ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシンを含み、体内のさまざまな代謝を助ける
- 疲労回復、血行促進、貧血予防、アンチエイジングの効果が期待できる
- カリウムをはじめとしたミネラルと食物繊維
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- 体内の余分な塩分を排出し高血圧などを予防するカリウムを多く含む
- ミネラルや食物繊維が豊富で、むくみの改善や便秘の解消、腸内環境を改善に役立つ
ズッキーニの選び方と保存方法は?
ズッキーニの選び方と保存方法のポイントは、以下の通りです。
- ズッキーニの選び方のポイント
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- カボチャの仲間ではありますが、新鮮なうちに食べた方が美味しい野菜
- 切り口が新鮮で変色がなく、上から下まで太さが均一なものを選ぶ
- 表面に傷がなく艶と張り、重みのあるものを選ぶ
- 大きく育ち過ぎたものは味が落ちるので避ける
- ズッキーニの保存方法のポイント
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- 低温や乾燥で傷みやすい
- 保存するときは、新聞紙などにまるごとくるみ、ポリ袋に入れて冷暗所か冷蔵庫の野菜室に立てて保存する
- カットしたものは、ラップにぴったりと包み野菜室で保存する
- 適当な厚さにスライスして生のまま、または硬めに加熱したものをラップで包んで保存用袋に入れ冷凍することできるが、食感は損なわれるので注意
ズッキーニを美味しく料理するために気をつけることは?
ナスに似たクセのない味わいや火を通したときのやわらかな食感を活かしましょう。生食できないことはありませんが、基本的には皮をむかずに加熱して食べます。カロテンの吸収効率を上げるには、油で調理するのがおすすめです。
- 焼く、炒める
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- 多めの油を高温で熱し、皮目から焼き付けて動かさず焼き目がついたら裏返す
- ニンニクとオリーブ油だけで炒めても美味しく、マヨネーズやバター、味噌などとも合う
- 揚げる
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- 170℃の高温で一気に揚げると、水分が飛びカラリとした食感になって美味しい
- 皮目から入れると火の通りが早く油っぽくならない
- 天ぷら、フリット、フライも美味しい
- 中をくりぬき詰め物をしてオーブンで焼いたり揚げ物にするのも人気
- 煮込む
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- 厚めの輪切りにすると食べ応えが増し、じっくり煮込むと甘みも増す
- ラタトゥイユに欠かせないほか、カレーやスープ、パスタソースにも合う
- 生で
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- 塩もみして和えたり、ピクルスや薄切りの漬物、味噌汁の具などにも使える
- 初ものや皮が薄く柔らかい黄色いズッキーニはサラダにも合う
おわりに:夏バテ防止にぴったりの健康野菜。油調理で栄養を美味しく効率よく摂りましょう
ズッキーニはカボチャの仲間で、豊富なビタミン、ミネラル、食物繊維が、生活習慣病や老化を予防し、美肌や疲労回復に役立ちます。生食もできますが、風味を増し栄養の吸収効率を高める、炒める、揚げる、煮込むなど油を使う調理がオススメです。
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