地球にやさしく体にもやさしい洗剤として「海へ」が注目を集めています。ただ、あまり泡立たない洗剤なので、どのくらい使えばいいか悩むこともあるのではないでしょう。今回は、がんこ本舗「海へ」の特徴と使い方について、洗剤・柔軟剤大辞典としてまとめました。
がんこ本舗「海へ」はどんな特徴がある洗剤なの?
がんこ本舗の「海へ」は、海洋タンカーの事故処理研究から生まれた、環境中に住む微生物によって洗剤に含まれる総ての原料が簡単に水と炭酸ガスに分解できることが証明された液体洗剤です。2019年に「海へ…Step」としてリニューアルされ、現在では防災日用品としても商品化されています。
- ごく少量で汚れを落とし、再汚染を防ぎ泡立ちも少ないのですすぎは0回でOK
- 防腐剤の代わりにラベンダーなどエッセンシャルオイルをブレンド。抗菌性があるので部屋干しもでき、香りで洗濯も楽しくなる
- ドライマーク品、ダウン素材やレインウェア、布団、スーツなども洗え、軽くすすぐだけで手洗いも簡単。日常的な洗濯物とも一緒に洗え、節水、時短、節約にも役立つ
- 洗濯補助剤(酸素系漂白剤、重層・セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ剤、クエン酸)とも相性が良い
- 繊維1本1本が立ち上がってふんわり仕上がりシワがほとんど残らず柔軟剤は不要
- 油分を100%素早く生分解し再び固まらせないため排水パイプの異臭や詰まりがなく、洗濯槽やパイプのクリーナーも不要
- 水温5度から使用でき、寒冷地や硬水地域でも洗浄力を発揮
- スプレーボトル容器に1:4の比率で薄めれば、ポイント汚れに使えるほか、水周りの掃除、非常時の皿の拭き取りや家中の掃除などにも使える万能洗剤に
海への使い方は?
海へは、1プッシュが1m(約1g)となっています。
通常の洗濯機で使用する場合
- 水30Lに約5g使用
- 水に洗剤を溶かしてから洗濯物を入れると洗浄効果がアップ
- 汚れがひどくなければ洗剤量は半分ほどでもOK
- 洗いはソフトな設定でゆっくり長めにすると効果的
- すすぎは0回が基本
汚れがひどい場合やしっかりと洗いたい場合
- つけ置き洗いがオススメ
- いつもの通り洗濯機を回して3分ほどたったところで一時停止して2時間放置し、再開する
- 夜のうちに浸け置きを始め次の朝に洗濯機を回せばさらに効果的で楽チン
ドラム式洗濯機で使用する場合
- 洗濯物2kgに5g使用
- ドラム式は水量が少ないのですすぎ1回にすると良い
ダウンやおしゃれ着はどうやって洗えばいい?
いずれの場合も、洗濯後は洗濯表示に従い素材に応じた脱水と干し方をしましょう。
- ダウンを手洗いする場合
- ぬるま湯か水に洗剤を1~2 回プッシュ
- 襟や袖口など汚れのひどい部分をつまみ洗いした後、静かに洗濯液に浸け押し洗いしてしばらく浸け置く
- ダウンを洗濯機で洗う場合
- あらかじめ汚れのひどい部分はつまみ洗いし、洗濯ネットに入れて弱水流コースでゆっくり普段と同じように洗う
- 節水モードやドラム式洗濯機以外はすすぎ0回
- ドライマーク衣類を一緒に洗う場合
- 時間はやや長めにとり、洗濯機では最も弱い水流で念のためネットを使用、手洗いの場合は押し洗いのみ
- 高温で縮みやすいものは低水温で
おわりに:海へは、環境に負荷をかけずにさまざまな衣類の洗濯から掃除にまで使える洗剤です
がんこ本舗の「海へ」は、洗剤に含まれる総ての原料が簡単に水と炭酸ガスに分解できることが証明された液体洗剤です。少量で高い洗浄力と抗菌力を発揮しすすぎは0回でOK、さまざまな洗濯物や掃除にまで使用可能です。体と環境に優しい洗剤をうまく使いこなしましょう。
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