ニュービーズと言えば、昔から愛されている「良い香り系」の洗剤です。とくに消臭系に強い力を発揮し、上品なフローラル系の香りは、女性だけでなく幅広い層から人気を集めています。
今回はニュービーズ粉末タイプの魅力と、粉末の溶け残り対策について洗剤柔軟剤大辞典としてまとめました。
粉末タイプのニュービーズは2種類ある
ニュービーズは、50年以上前から、嫌な臭いを残さずすっきり優しい香りに洗い上げる洗剤として人気のある商品です。現在、粉末洗剤は「ニュービーズ」と「フレグランスニュービーズ」の2種類があります。
- ニュービーズ
- みずみずしく新鮮なすずらんの香りがさわやかに広がる。色柄物にも安心な酸素系漂白剤配合で、落ちにくい黄ばみやくすみまでスッキリ落とし、部屋干し臭も防ぐ
- フレグランスニュービーズ
- デオドラント効果があり、つぼみエッセンスを配合したピュアでみずみずしいフラワーリュクスの香りがさわやか。天然の柔軟剤入りで仕上がりもふんわり
いずれもドラム式洗たく機にも使え、弱アルカリ性で汚れをしっかり落とします。蛍光剤無配合なので小さな子の衣類にも安心して使え、きなりや淡色の衣料も本来の色合いに洗い上げます。フレッシュで清潔感のある香りなので性別などを選ばずに使え、コスパもよく、誰もが使いやすい洗剤です。
粉末タイプのニュービーズを使うときの注意点は?
粉末タイプの潜在を使うときは、まず洗濯前に取り扱い表示を確認しましょう。手洗い表示、家庭での洗濯禁止表示、中性洗剤使用の表示があるものには使えません。ニュービーズは漂白剤使用禁止表示の有無も要チェックです。さらに、次のことに注意が必要です。
- 洗剤を洗濯物に直接ふりかけるなどして1カ所にかたよらせないようにする
- 色落ちが心配なものは、濃い目の洗剤液を目立たない部分につけて5分ほどおき、変色や色落ちがあれば洗わない
- 箱に書いてある洗剤使用量の目安に従う
また、普段の洗濯では落ちない頑固な汚れは、次の手順で浸け置き洗いをしましょう。
- 30~40℃のぬるま湯約5Lに洗剤21gを溶かし、洗剤液を作る
- 30分~1時間浸け置く
- 洗濯機で普通に洗う
粉末洗剤の溶け残り、どうすれば防げる?
一般的に粉末洗剤は洗浄力が高くコスパも良いというメリットがある一方、溶け残りの可能性というデメリットがあります。溶け残りは、洗濯臭や洗剤カスによる肌荒れなどのもとになります。以下のことに注意して防ぎましょう。
- 洗剤は、目分量ではなく計量スプーンで測り、入れ過ぎない
- ほとんどの粉末洗剤で推奨されているとおり、すすぎは2回に
- 洗濯物の量は、洗濯機の大きさの約7~8割を目安にし、詰め込まない
また、粉末洗剤は30~35℃で溶けるので、冬場などに水道水をそのまま使うと溶け残ることがあります。次のような方法で防ぎましょう。
- あらかじめ洗面器などで洗剤を湯で溶かして使う
- 水と洗剤のみを先に入れて洗濯機を回し、溶かしてから洗濯物を入れる
- 洗剤を洗濯機全体にまんべんなく振りかけるように入れる
- 粉末洗剤用ネット(使い古しのストッキングでも代用できる)を使う
おわりに:普段は洗濯機、頑固な汚れは浸け置き洗いで。洗剤・洗濯物量、水温に注意しましょう
ニュービーズ粉末洗剤には、酸素系漂白剤配合のニュービーズと天然の柔軟剤配合のフレグランスニュービーズがあり、どちらも衣類の汚れをしっかり落とします。普通の洗濯では落ちない汚れは、浸け置き洗いでスッキリ。すすぎは2回、洗剤の入れ過ぎや洗濯物の詰め込み、冷たい水では溶けにくいことに気をつけて、溶け残りを防ぎましょう。
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