本メディアではアフィリエイト広告を利用していますが、コンテンツ制作はカジトク編集部が独自で行っています。メーカー等はコンテンツの内容や商品のランキング・評価等の決定に一切関与していません。

青パパイヤの効果と美味しく料理するコツとは?

食材大辞典

タイ料理の「ソムタム」で使われる「青パパイヤ」を知っていますか。最近は国産のものも出回っていて、健康食品としても注目されています。
今回は、青パパイヤの栄養効果と美味しく食べるポイントについて食材大辞典としてまとめました。

青パパイヤに期待できる栄養効果は?

青パパイヤ(グリーンパパイヤ)は、果物である熟した黄色いパパイヤを緑色の未熟な状態で収穫したもので、野菜のような食べ方をします。皮は濃い緑色で種が入っていないものが多く、果肉は白く緻密で切ると白い乳液状の果汁がにじみ出てきます。

分解酵素が3大栄養素をすべて分解
  • 分解酵素の量が植物の中でとくに多い
  • 黄色く熟すにつれて減少するパパイン酵素は、すべてのタンパク質、糖質、脂質を分解し、胃腸に残った未消化物を掃除してくれる
  • 便通改善にも役立つので、ダイエットにもおすすめ
ポリフェノールがアンチエイジング効果を発揮
  • 強い抗酸化作用を持つポリフェノールが赤ワインの約7.5倍含まれる
  • 肌荒れ、しみやシワを予防する
  • 血液をサラサラにし、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病、肩こりや冷え性を予防する
豊富なビタミンとミネラル、食物繊維
  • 抗酸化作用により老化やがんを予防するビタミンCを多く含む
  • 血流の改善、うつ病をはじめとした神経系疾患の改善、がんや生活習慣病の予防に役立つさまざまなビタミンやミネラルを多く含む
  • 腸内環境改善に欠かせない食物繊維も豊富

ただし、もともと腸が弱い人、ゴムや果物、口腔のアレルギー症候群がある人は食べると危険ですので注意しましょう。

▼ 便通改善に関するの記事はこちら

青パパイヤの選び方と保存方法のポイントは?

青パパイヤの選び方と保存方法のポイントは以下の通りです。

青パパイヤの選び方のポイント
  • 緑が濃く傷や変色のない、持ったときにずっしりと重みがあるものを選ぶ
青パパイヤの選び方と保存方法のポイント
  • 傷みやすいので、1週間ほどで食べ切るようにする
  • 保存する場合は、新聞紙などにくるみ乾燥しないようビニール袋などに入れて冷暗所におく
  • 気温が高い場合は冷蔵庫の野菜室に入れる
  • ただし、あまり温度が低いと低温障害を起こし早く傷んでしまうことがあるので注意
  • 冷凍保存には向かないが、下処理をして千切りの状態にしてから保存袋に入れれば保存できないこともない

青パパイヤの下処理とおすすめの食べ方は?

切ると出てくる白い汁は、素手で触るとかぶれたりかゆみが出る場合があります。ゴム手袋をしてから以下の手順で下処理をしましょう。

  1. 水洗いして、真ん中から2つにカットする
  2. タネの部分をスプーンで取り除く
  3. 上下の部分をカットし、包丁やピーラーで皮をむいて好みの大きさにカットする
  4. 10分ほど水につけてアク抜きをし、水を切る

果肉には、心地よい歯ざわりとほんのりとした甘み、独特のトロピカルな香りがあります。サラダなどで生のままシャキッとした食感を楽しんでも、さっと湯通しして和え物にしても美味しく、ごま油やオリーブ油とニンニクを効かせた炒め物などにも良く合います。

煮込んでほっくりとした食感を楽しむこともできます。なお、肉類を生の青パパイヤのすりおろしなどに漬け込めば、肉を柔らかくする効果もあります。

おわりに:美容と健康効果の高いスーパーフード。簡単な下処理で生でも美味しくいただけます

青パパイヤは、タンパク質、糖質、脂質を分解する酵素を豊富に含むほか、ポリフェノールやビタミン、ミネラル、食物繊維も多く、健康の維持、ダイエットやアンチエイジング効果が期待できる食材です。ゴム手袋をして簡単な下処理を行えば、生でも炒め物でも煮込みでも、独特の食感やトロピカルな風味が楽しめます。

Bitly

コメント