ミヨシ石鹸の「無添加お肌のための洗濯用液せっけん」は、無添加の洗濯石けんです。無添加の石けんにはメリットもありますが、デメリットや使用上の注意点もあります。
ここでは、「無添加お肌のための洗濯用液せっけん」の特徴と、洗濯用石けんで起こりやすいトラブルを避けるための対処法を、洗濯柔軟剤大辞典としてまとめました。
ミヨシ石鹸 無添加お肌のための洗濯用液せっけんとは?
一口に「無添加」といっても、「無添加」という言葉は、実は明確に定義されていません。添加物を一切使っていない純石けんから、単に合成成分は含んでいないという意味での一部無添加石けんまでさまざまあるのが実態です。
「ミヨシ石鹸 無添加お肌のための洗濯用液せっけん」は、以下の特徴がある「水と石けん素地だけの無添加石けん」です。
- 本当の無添加
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- 油脂とアルカリ剤を撹拌しながら加熱ケン化反応を起こすという釜焚きケン化法により天然素材だけで作られている
- 原材料は厳しい国際基準で表記
- 洗濯物にも手肌にも優しい
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- 手肌にやさしく敏感肌の人や赤ちゃんからお年寄りまで安心して使え、衣類などの繊維も傷めず柔軟剤を使わなくてもふんわりと洗い上げる
- 地球に優しい
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- 石油由来の合成界面活性剤を使っておらず、排水は微生物などのエサになり自然に還る
- サトウキビ由来のバイオマスプラスチックボトル、森林の環境保全や地域社会に配慮した紙などを使用し、さまざまな国際的な認証も取得している
洗濯石けんで失敗しないための使い方のコツは?
洗濯用の石けんは、お肌への刺激が少なく環境にやさしいというメリットがある反面、洗い上がりの不具合が起こる場合があったり洗濯物が傷むことがあるというデメリットもあります。
このような失敗をしないためためにも、以下の「使い方のコツ」に気をつけましょう。
- 濃度が低いと汚れ落ちが悪くなったり再汚染を起こすことがある。適度な濃度になると泡立つので、泡立ちを目安にする
- アルカリ性なので、酸性のものと反応すると中和され洗浄力が落ちる。皮脂や油など酸性の汚れが多いならセスキ炭酸ソーダを一緒に入れる
- 20度以下の水だと溶けにくいので、風呂の残り湯や給湯器を使うなど工夫する
- 衣類の洗濯表示を確認し、アルカリで傷むウール・絹などは洗濯しない
- 洗濯は次の手順で行う
- 汚れがひどいものだけ、皮脂・油汚れにはセスキ炭酸ソーダ、泥汚れには石けんで予洗いをしておく
- 低水位まで30度程度の湯を入れ、適量の石けんを溶かしこむ
- 洗濯量に合う水量まで湯を足し、クリーム状に泡立ったら、セスキ炭酸ソーダか酸素系漂白剤を一緒に入れる。泡立たなければ石けんを追加する
- 洗濯機で洗い、湯でためすすぎを2回行って脱水する</li
洗濯石けんに多い石けんカスやカビのトラブルを防ぐ方法は?
洗濯石けんに起こりやすい、石けんカスやカビのトラブルは、以下に気をつけることである程度防げます。
- 十分すすぐことができるよう、20℃以上の水を使う
- 石けんが少ないと石けんカスが残りやすいので、量が多いようでも規定量を守る
- セスキ炭酸ソーダを使って水に含まれるミネラルの働きを抑え、石けんカスの発生を防ぐ
- 洗濯時はアルカリの洗浄力を活かし、すすぎ時にクエン酸か酢を加える。水に溶かして柔軟剤投入口にあらかじめ入れておくと便利
- 月に一度、酸素系洗濯槽クリーナーで洗濯槽を洗う。方法は、洗濯槽にお湯をためてクリーナーを入れ、2分ほど撹拌し3時間程度おく。ゴミが浮いてくるので網ですくい、洗濯・すすぎ・脱水を2回繰り返す
おわりに:水温や使用量に注意し、セスキ炭酸ソーダなどを利用して石けんカスを抑えましょう
ミヨシ石鹸 無添加お肌のための洗濯用液せっけんは、本当の無添加を考えた水と石けん素地だけの無添加石けんです。石けんカストラブルを防ぐには、洗濯からすすぎまで水温を20℃以上に保ち、規定量の石けんとセスキ炭酸ソーダを一緒に入れ、すすぎの時に溶かしたクエン酸か酢を加えましょう。
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