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消毒用アルコールが掃除でも使えるって本当?

殺菌用、消毒用アルコールのイメージ画像 お掃除のコツ

感染症予防などに使われる、消毒用アルコールスプレー。手指になじませて使うのが一般的ですが、掃除にも使えることをご存知でしょうか。

今回は、消毒用アルコールの掃除用洗剤としての使い方について解説。消毒用アルコールで掃除することのメリットや具体的な方法、使用上の注意点まで紹介します。

消毒用アルコールを掃除で使うことのメリットは?

手指の消毒用に使われることの多い消毒用アルコールには、雑菌を死滅させ、揮発性が高く、油汚れを溶かし落とすという性質があります。
つまり、手指消毒用アルコールが入ったスプレーボトルから、そのまま布や紙に噴霧して拭き取れば、そのまま拭き掃除用の洗剤としても利用できるのです。

なお、水道水や一般的な洗剤ではなく消毒用アルコールで掃除することのメリットとしては、以下が挙げられるでしょう。

消毒用アルコールで掃除することのメリット
  • 人体に無害であるため、キッチンや子どもが口に入れるおもちゃの掃除にも使える
  • 油汚れに強く揮発性も高いので、キッチン周りの汚れを良く落とし、水拭きも必要ない
  • 水洗いが難しい窓枠、下駄箱、マットレスなどの掃除・除菌にも使いやすい
  • 汚れを落とすだけでなく、水拭きだけではできない除菌までしてくれる

消毒用アルコールを掃除で使うには、どうすればいい?

消毒用アルコールは、家の中の以下のような場所の掃除に幅広く使用できます。

消毒用アルコールで掃除できる場所
  • 洗面所、キッチン、お風呂、トイレなどの水回り
  • 窓ガラスや窓枠、鏡など手垢や水滴の跡が目立つ場所
  • 水拭きが不可能な電化製品の表面
  • カビが発生しているところ
  • 子どものおもちゃ
  • 冷蔵庫

これらの場所には、消毒用アルコールを吹きかけた布・キッチンペーパーで噴き上げると、きれいに掃除できます。
水垢や手垢、雑菌まで除去するうえ、拭き掃除した後さらに全体に吹きかけておけば、汚れと雑菌の付着もある程度防いでくれるでしょう。

安全のため、電化製品を拭き掃除するときはコンセントを抜くこと、そして畳を拭くときは目に沿って優しく拭き取ることを忘れないでくださいね。

なお、湿気がこもりやすい収納スペース、カビの生えやすいゴムパッキンには消毒用アルコールでの掃除が特に有効的です。
拭き掃除と、アルコールスプレーを吹きかけることによる除菌を、こまめに行いましょう。

消毒用アルコールを掃除で使うとき、気をつけることはある?

以下の素材には、消毒用アルコールを使っての拭き掃除は適しません。変質・変色を引き起こす恐れがありますので、使用しないでください。

消毒用アルコールで掃除してはいけないもの
皮革製品、ゴム製品、ニスやワックスが塗られた木製家具やフローリング、テレビの液晶画面、発泡スチロール  など

どうしても使用したいときは、目立たないところで試し拭きするなどして変質・変色しないかを確認しましょう。

また、引火の恐れがあるガスコンロや電気機器に直接吹きかけるのも危険です。
アルコールは引火性の高い液体ですから、基本的には布や紙に吹き付けてから拭く、という方法を取ってください。

おわりに:消毒用アルコールは掃除にも使える!素材をチェックして使おう

手指を消毒するのに使われるスプレー式のアルコールは、布やキッチンペーパーに染み込ませれば掃除にも利用できます。油汚れを浮かし落とし、除菌したうえで揮発する性質を持つ消毒用アルコールは、水回りやキッチン、冷蔵庫、子どものおもちゃ、湿気がこもりカビが生えやすいところまで幅広い箇所の掃除に使える万能洗剤です。

ただし変質・変色する恐れがあるため、使えない素材もあります。よく確認のうえ、上手に利用しましょう。

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