せっかく柔軟剤を使うなら、香りややわらか仕上げの効能を活かしたいですよね。でも、洗濯洗剤ごとに香りが違うし、服の素材によっても使い分けたい。
そういった悩みがある方に向けて、洗濯洗剤の相性にあう柔軟剤の選び方について解説していきます。毎日のお洗濯にぜひ役立ててください。
柔軟剤の役割と洗剤との相性の重要性とは?
柔軟剤とは、界面活性剤で衣類をコーティングする、次のような役割を持つ洗濯物の仕上げ剤です。
- 洗濯物を柔らかくふわふわに仕上げる
- 消臭したり、良い香りを加える
- 静電気を防止する
- 衣類などのシワを少なくする
- 洗濯による繊維の傷みを減らす
柔軟剤は絶対に必要というものではありませんが、うれしい効果がいろいろあります。ただし、汚れを落とす役割の洗剤とそれ以外の役割を持つ柔軟剤には、相性があります。組み合わせで仕上がりが格段に良くなる場合もありますが、逆に効果を半減させてしまうこともあるので注意が必要です。
こんなにある!「洗剤と柔軟剤選びのポイント」
相性、と言っても、数ある洗剤と柔軟剤の中からそれぞれを選び出すのは、簡単なことではありません。まず、失敗のない組み合わせのポイントを紹介します。
- 同じメーカーで組み合わせる
- 特に慣れないうちはオススメ
- ある程度組み合わせが想定されて作られているので、大きな失敗なく試すことができる
- 似た系統の香りを組み合わせる
- 洗剤の香りと柔軟剤の香りがケンカしないよう、できるだけ同じ系統の香りのものを組み合わせるとさらにいい香りが残りやすい
- 柔軟剤の香りを活かす組み合わせ
- 柔軟剤の香り重視なら、洗剤は洗浄力の高いできるだけ無香料のものにすれば純粋に香りを楽しめる
- 残った汚れや臭いで香りが変わることもあるので注意
- 肌に優しい組み合わせ
- 赤ちゃんや、敏感肌、乾燥肌の人には、洗濯洗剤、柔軟剤ともに、添加物のない無着色、無香料にこだわった天然由来の成分が使われているものを選ぶとよい
- 汚れや臭いをなくす組み合わせ
- 汗っかきの人や夏の暑い日などは、洗浄力の高い洗濯洗剤と消臭力の高い柔軟剤を組み合わせるとよい
- 肌触りをよくする組み合わせ
- 柔軟剤入りの抗菌・消臭作用がある洗濯洗剤にさらに柔軟剤をプラスすることで、より肌触りやふわふわ感をアップさせることができる
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洗剤と柔軟剤と組み合わせて使うときの注意点は?
使用方法にも気をつけて、効果を存分に発揮させましょう。注意点は主に次の2点です。
- 決められた使用量を守る
- 使う洗濯洗剤と柔軟剤の量は、洗濯物の量で決まっている
- 効果を求めて多めに使っても、むしろ洗剤や柔軟剤がすすぎきれずに衣類に残ってしまい逆効果になる可能性がある
- 規定量を確認し適切な量を使う
- 洗濯物を詰め込み過ぎない
- 洗濯機に洗濯物を詰め込んでしまうと、洗剤がすべての衣類に行き渡らず汚れや臭いが落としきれない
- 詰め込み過ぎは、柔軟剤も効果や香りが十分に発揮できないといったことになりがち
- 洗濯物の量は、洗濯槽に対して7割ぐらいを目安にすること
おわりに:同じメーカー、同系統の香り、役割を分けて選ぶなどのほか、目的別に組み合わせても
汚れを落とす役割の洗剤と、それ以外の役割を持つ柔軟剤の組み合わせには、相性があります。失敗のない組み合わせとしては、同じメーカーで組み合わせる、似た系統の香りを組み合わせる、豊かな香りの柔軟剤と洗浄力の高い無香料の洗剤を組み合わせることなどがありますが、そのほか、目的別に組み合わせてもよいでしょう。
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