ベランダの苔の落とし方|再発防止と掃除に効果的な洗剤について

ベランダの苔を掃除する人お掃除のコツ

ベランダに緑色の汚れがついているのを見て、カビかと思って近づいてよく見てみたら、苔だったという経験をした人もいるのではないでしょうか。苔は条件さえ揃っていればどこにでも生える植物なので、ベランダにはえてしまうこともあるのです。

そこで、今回はベランダにはえてしまった苔を掃除する方法についてご紹介します。原因や予防法も合わせて見ていきましょう。

ベランダに苔がはえてしまう原因は?

序文でもご紹介したように、苔は条件(環境)さえ揃っていればどこにでもはえてしまう植物です。しかも、掃除が面倒だからと放っておいてしまうと、やがてはベランダの外壁に悪影響を与えてしまいます。ですから、苔を見つけたらしっかり掃除で取り除くとともに、できるだけ苔がはえやすい条件を揃えないことが重要です。

苔がはえやすい条件とは、以下の3つです。

  • 太陽の光が入る
  • 風通しが悪い
  • 壁表面に水分が残っている

苔は風通しの悪い場所、水分(湿気)のある場所など、「乾きにくくてジメジメした場所」を好みます。これはカビのはえやすい条件と似ていますが、カビは細菌の一種、苔は植物の一種という違いがあります。とはいえ、苔も種の他に胞子でも増えることができますので、植物の中でも菌に近い種類と言えるでしょう。

直射日光が当たらず風通しの悪いベランダで、湿度が高い時期などには苔がはえやすくなります。苔は半分日陰という場所であっても、光が入りさえすれば光合成できて繁殖してしまいます。さらに、見えている部分の苔だけを落としても、根が残っているとまた生えてきてしまいます。雑草と同じように、根から除去していくことで苔を完全に取り除けるのです。

苔の発生を防ぐには、日当たりを良くしてベランダを乾燥させることが一番効果的なのですが、間取りやベランダの構造上、日当たりを良くすることが難しい場合もあります。ですから、基本的には苔を見つけたらこまめに掃除で取り除いていきましょう。

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ベランダの苔を掃除する方法とは?

ベランダの苔を掃除する方法には、「熱湯」「塩素系漂白剤」「苔専用の除去剤」「高圧洗浄機」の4つがあります。それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

熱湯で苔を掃除する方法は?

最も手軽にできる掃除方法は、熱湯とブラシで除去する方法です。ざっくり言えば熱湯をかけて苔を枯れさせ、ブラシで擦って落とすだけ。具体的には、以下の手順を参考にしましょう。

熱湯を準備する
  • やかん半分くらいの水を熱し、熱湯を用意する
苔に熱湯をかける
  • 苔が目立つ場所を中心に、やや広めに熱湯をかける
  • 熱湯がはねることがあるので、やけどには十分注意する
ブラシで擦り落とす
  • 熱湯が冷めたら、弱った苔をブラシで擦り落とし、キレイな水で洗い流す
繰り返す
  • 熱湯をかけて擦り落とし、洗い流すのを3回繰り返して、苔の根まで枯れさせたら完了

最初にご紹介したように、苔は根が残っていると再び繁殖してしまいます。そこで、熱湯をかけては落とすのを3回繰り返し、根からしっかり枯らしてしまいましょう。この方法で使うのは熱湯と水だけなので、洗剤などが残る心配はありませんが、ベランダの床材の性質によっては熱湯をかけると傷んでしまう場合があります。

床がコンクリートであれば基本的に熱湯をかけても大丈夫ですが、防水シートなどの床材が貼られている場合は熱湯をかけられないものもあります。あらかじめ目立たない場所に少し熱湯をかけてみて、床に変化が起こらないか確認してから熱湯を使うようにしましょう。

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塩素系漂白剤で苔を掃除する方法は?

苔ははえやすい条件がカビに似ていますが、カビ取り剤などの塩素系漂白剤でも苔を根までしっかり死滅させて除去することができます。ベランダの壁や床が熱に耐えられない素材の場合は、こうした塩素系漂白剤を使うと床材へのダメージも少なく処理できます。コンクリートの場合も、同じアルカリ性の性質を持っているため、傷みにくいのが特徴です。

スプレータイプの塩素系漂白剤とブラシ、水を用意したら、以下の手順で苔を落としていきましょう。

直接スプレーする
苔を覆うようにスプレータイプの漂白剤を吹きかけ、1〜2分待つ
軽くすすぎ、擦り落とす
ペットボトルなどで軽く水をかけてすすぎ、ブラシで擦り落とす
すすぐ
擦り落とした苔もキレイに洗い流したら完了

塩素系漂白剤は強い除菌力を持っていることで有名ですが、苔の除去にも大きな効果を発揮します。スプレータイプでなくても、ハイターなどの塩素系漂白剤があればそれをかけて構いません。ただし、他の洗剤(※酸性の洗剤)と混ざってしまうと有毒なガスが発生する危険性がありますので、塩素系漂白剤を使う場合は必ず1種類の洗剤だけを使うようにしましょう。

色素を取り除く効果もありますので、苔でついた汚れもしっかり落とせます。塩素系漂白剤を使うときには一般的に換気が必要ですが、ベランダは外なのでそれほど気にしなくても良いでしょう。身体への影響が心配であれば、成分を吸い込んでしまわないようマスクなどをして掃除を行うのがおすすめです。

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苔専用の除去剤で苔を掃除する方法は?

塩素系漂白剤とは少し異なり、苔専用の除去剤を利用する方法もあります。濃縮タイプやスプレータイプなどさまざまなものがありますが、スプレータイプならシュッと吹きつけるだけで楽に掃除ができます。そのまま数日放置しておくだけで、ブラシで擦ったり熱湯をかけたりする必要がないのも便利です。

苔とカビの両方に効くもの、大容量のもの、使った後も苔防止効果が持続するものなど、たくさんの種類があります。苔の範囲や汚れ具合などに合わせて選びましょう。

高圧洗浄機で苔を掃除する方法は?

最後に、高圧洗浄機の水圧を利用して苔を除去する方法もあります。しかし、高圧洗浄機では苔の根まで落とせるかどうかは根の深さによりますので、高圧洗浄機を使う場合は最後に塩素系漂白剤などで根を根絶する対策を取りましょう。外壁掃除や洗車にも使えるタイプの高圧洗浄機は、一台用意しておくと掃除に便利です。

ベランダの苔の発生を防ぐ方法はある?

苔の再発を防ぐためには、最初にご紹介した「苔の生えやすい条件」を揃えないようにするのが最も重要です。太陽の光・風通しの悪さ・ベランダについた水分のうち、太陽の光を遮るのはあまり現実的ではありません。そこで、風通しを良くしたり、ベランダについた水分をこまめに掃除したりするのが良いでしょう。

例えば、風通しを良くするためには以下のようなことが考えられます。

  • ものを避ける、配置を変える
  • 日当たり状況を変え、ジメジメしないようにする
  • 空気の通り道を確認し、淀む場所がないようにする

もし、集合住宅でベランダに備えつけられている避難ばしごやエアコンの室外機などを動かさなくてはならない場合、必ず管理会社に一度相談してみましょう。

ベランダの定期的な掃除は水分を除去するだけでなく、ごく小さな苔やその栄養分となる汚れも一緒に除去できます。でき始めた段階で苔を除去してしまえば、広範囲に広がる前に苔の被害を防止できます。外まで掃除するのが面倒でつい放置してしまう、ということも多いベランダですが、定期的にメンテナンスを行う方が結局は掃除の手間を省けるのです。

掃除にはベランダクリーナーなどを使っても構いませんし、小さな苔を見つけたらその場所に熱湯や塩素系漂白剤をかけたり、市販の苔用除去剤をスプレーしたりしておきましょう。塩素系漂白剤の場合は最後に洗い流す必要がありますが、苔用の除去剤は洗い流さなくても良いものが多いです。苔が再発しやすいという場合は、ぜひ苔用の除去剤を撒いてみましょう

おわりに:ベランダの苔は熱湯や市販の苔用除去剤などで掃除しよう

ベランダにはえてくる苔は、カビなどと同じように風通しの悪いジメジメした環境を好みます。植物ですから太陽光も必要としますが、少しでも光が当たれば光合成で繁殖してしまうのです。

苔は根まで根絶しないと再びはえてきてしまうのが厄介で、熱湯なら3回かけて擦り落とすのを繰り返し、塩素系漂白剤や苔用の除去剤ならしっかり浸透させましょう。特に専用の除去剤は苔予防効果が続くものもありますので、検討してみてください。

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