セスキ炭酸ソーダはどんな掃除におすすめ?使い方のコツはある?

掃除用洗剤で使うセスキ炭酸ソーダお掃除のコツ

重曹と並び、家庭での掃除に役立つ薬品としてセスキ炭酸ソーダが挙げられますよね。
今回はセスキ炭酸ソーダの効果について、重曹との違いやおすすめの使い方、落としやすい汚れの特徴などをまとめて紹介します。

セスキ炭酸ソーダの効果は重曹とどう違うの?

正式名称を「セスキ炭酸ナトリウム」と呼ばれるセスキ炭酸ソーダは、ドラッグストアや100円ショップでも購入できる無機化合物です。

家庭用の洗剤や、入浴剤に配合されていることの結晶状の薬品で、性質はアルカリ性。ただし、あまり濃度の高くないアルカリ性なので、子どもを含め人が手で直接触れても手荒れを起こすことはあまりありません。

高い洗浄力を持っているため、重曹と並び、人と地球の両方にやさしい掃除用洗剤として近年注目されています。ちなみに、同じように家庭での掃除洗剤として用いられる重曹とセスキ炭酸ソーダの共通点と違いは、以下の通りです。

重曹とセスキ炭酸ソーダの共通点
  • 同じアルカリ性の無機化合物である
  • 油汚れ、タンパク質による汚れに対し洗浄力を発揮する
重曹とセスキ炭酸ソーダの違い
  • セスキ炭酸ソーダの方が、重曹よりアルカリ濃度が高い
  • 水にも溶けやすいさらさらした結晶状で、長期保存しやすい
  • 結晶状であるため研磨剤としては使えないが、洗濯洗剤として使える

セスキ炭酸ソーダはどんな汚れの掃除に強いの?

アルカリ性のセスキ炭酸ソーダは、油やタンパク質を主成分とする以下のような汚れに強く、高い洗浄効果を発揮します。

セスキ炭酸ソーダが高い洗浄力を発揮できる汚れ
  • コンロや換気扇など、キッチン周りに付着した油汚れ
  • 衣類やドアノブ、スイッチなどについた手垢や皮脂汚れ
  • 血液

一方で、以下のような激しい汚れ、またセスキ炭酸ソーダの使用が適さない材質のものに付着した汚れは、落とすのが難しいでしょう。

セスキ炭酸ソーダでは落とせないと考えられる汚れ
  • 油汚れのうち、機械油や口紅など重度、または濃度の高いもの
  • 衣類や布にのこったシミ、激しい泥の汚れ
  • 皮革製品、木製の床やタンス、アルミ製のキッチン用品、カーペット、畳などセスキ炭酸ソーダの使用で変質・変色の恐れがあるものの汚れ

セスキ炭酸ソーダのおすすめの使い方は?

ここからは、家庭のお掃除で役立つセスキ炭酸ソーダの使い方を4つご紹介していきます。
想定している用途に合わせ、上手に使い分けてください。

日常のお掃除に使うなら:スプレーで吹きかけるのがおすすめ

水500mlに対し、セスキ炭酸ソーダを小さじ1混ぜると、毎日のお掃除用洗剤として使えるセスキ炭酸ソーダ水溶液ができます。水溶液を作ってスプレーボトルに入れ、汚れが気になるところに吹きかけてから拭き取れば、油汚れや手垢、皮脂汚れをきれいに落とせます

油汚れの多いコンロ周りや換気扇は、全体にまんべんなくスプレーした後数分放置してから拭き取ると、汚れが落ちやすくなります。

頑固な油汚れを落とすなら:漬け置きするのがおすすめ!

セスキ炭酸ソーダ水溶液を吹きかけただけでは落ちない頑固な汚れには、全体を水溶液に漬け置くことで対抗しましょう。

まず、水3ℓに対し大さじ1のセスキ炭酸ソーダを入れて混ぜ、水溶液を作ってください。水溶液を大きめのバケツなどに入れ、ここに汚れが気になるものを全体が沈むように約10分漬け置きします。

漬け置きが終わったら、スポンジで汚れをこすって落とします。もしまだ汚れが落ちないようなら、さらに漬け置き時間を長く取ってくださいね。

洗濯洗剤として使うなら:結晶のまま投入するのがおすすめ!

衣服をセスキ炭酸ソーダできれいにしたいときは、普通の粉洗剤と同じように洗濯機にセスキ炭酸ソーダを結晶のまま投入して使えます。

水30ℓに対し、大さじ1~2杯のセスキ炭酸ソーダを投入して、普通に洗濯しましょう。ただし、入れすぎると洗濯後に衣服がベタベタしてしまうので、必ず規定の量を守って使ってくださいね。

洗濯槽をきれいにしたいなら:投入して漬け置きするのがおすすめ!

洗濯機そのもののお掃除にも、セスキ炭酸ソーダは使えます。
市販の酵素系洗濯槽クリーナーと同じように、洗濯槽に水・お湯を溜めてセスキ炭酸ソーダを投入。標準コースで洗濯機を廻し、排水の前段階で止めて数時間漬け置きます。

6~7時間すると汚れが浮いてくるので、網などで救い取ってください。あとは、改めて標準の選択コースですすぎ・排水・乾燥まで行えばOKです。

おわりに:身の回りの皮脂汚れ、油汚れにはセスキ炭酸ソーダが使える!

アルカリ性で油汚れを中和する作用のあるセスキ炭酸ソーダは、重曹と並び、家庭での掃除・洗濯にも使える便利な無機化合物です。水に溶かして吹き付けたり、汚れが気になるものを漬け置きしておけば、ほとんどの皮脂・油汚れは落とせるでしょう。ただし、汚れや対象物の性質によっては、使えないこともあります。本記事を参考に適切な使い方、落とせる汚れについて理解し、上手に活用しましょう。

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