食事やお菓子など、人の口に入るものを作るキッチンは、家の中でも最も清潔にしておかなくてはならない場所の1つです。食材の切れ端など、キッチンは何かと汚れが溜まりやすい場所ですから、こまめな掃除が必要です。この記事では、キッチンの掃除の際に気をつけることと、場所別の掃除のコツをご紹介します。毎日使う場所だからこそ、ササッとこまめに掃除する習慣をつけましょう。
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キッチン掃除を楽にするためのポイント
キッチン掃除をするときには、以下のようなポイントに気をつけましょう。少しの工夫や注意で、ぐっとお掃除が楽になります。
キッチンを掃除しやすく整える
- 油汚れをサッと拭き取れるよう、古布の切れ端やウェットティッシュなどをすぐに取れる場所に用意しておく
- 毎日使えるよう、重曹やセスキなどの掃除用スプレーを用意しておく
- 調理台、レンジ周りなどにできるだけものを置かないようにする
- 食器棚やキャビネットの収納は70%以内にとどめる
キッチンの汚れは放置せず、こまめに拭き取る
- 放置すると汚れが蓄積して頑固に取れにくくなり、掃除がどんどん大変になる
汚れやキッチンの素材に合った洗剤を使う
- 油汚れ、水アカ、ぬめり、カビなど性質の違う汚れがステンレス、ファン、タイルなどさまざまな素材につく
- それぞれの特徴に合った洗剤を使わないと、汚れが落ちなかったり黒ずみや腐食の原因になったりすることも
- 油汚れ:重曹、セスキ炭酸ソーダなど
- カビ:除菌クリーナーやエタノールなど
- 水アカ:クエン酸
- 石鹸カス:重曹
- ぬめり:重曹とクエン酸を合わせて
- アルミ製の部品にアルカリ性の洗剤を使うと腐食の原因になるため、中性洗剤を使う
- ステンレスはクレンザーやナイロン・金属たわしなどで傷つくほか、塩素系漂白剤や塩分がサビの原因になるため注意が必要
- 専用洗剤や万能洗剤を使い分けるのもおすすめ
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力任せに擦らない
- 頑固な汚れも中和させれば、力を込めず落とせる
- アルカリ性の汚れには酸性、酸性の汚れにはアルカリ性、頑固な油汚れには油を使って落とす
キッチン掃除用スプレーの取り扱いに気をつける
- 掃除用スプレーは一定の濃度がないと汚れが落ちにくくなる反面、濃すぎると塗料が剥がれることもあるため、木製の場所に使うときは注意が必要
- 無垢材はとくにシミになることもあるため、専用の洗剤を使う
- コンセントなどに直接吹きかけると感電や故障の原因になることもあるため、まず布に吹きつけてその布で汚れを拭き取る
キッチンのカビや汚れを溜めないためにおすすめの方法
キッチンは毎食、毎日汚れてしまう場所ですから、掃除に手間がかかってしまうとますます面倒になってしまいます。そこで、汚れたらサッと掃除ができるよう、掃除グッズを手の届く範囲に用意しておいたり、掃除がしやすいレイアウトにしたりしておくと良いでしょう。そして、汚れがついたら放置せず、固くならないうちにすぐにサッと拭いてしまいましょう。
また、キッチンの汚れは種類によって使う洗剤の種類も変わりますし、汚れがついた場所(の材質)によっても使える洗剤と使えない洗剤があります。さらに、カビ取り剤はカビを根本から殺菌することでキレイになりますが、多用しすぎるとカビ以外の菌も殺してしまい、かえってカビが繁殖しやすくなることもあるようです。使用上の注意をよく守って使いましょう。
上記のように汚れたら拭き取る習慣のほか、毎日以下のようなキッチンの汚れケアをしておくと、カビや汚れが溜まりにくくなります。
- 水拭き・乾拭き
- 調理後に汚れた場所を水拭きし、仕上げに乾拭きする
- 排水口のゴミ受けのゴミはこまめに捨てる
- ゴミを捨ててから熱湯を流し込むと、ぬめり防止になる
- 調理台を拭くとき、キャビネットの扉や取っ手も拭く
- わざわざ拭くのではなく、ついでに掃除する範囲を広げる
- キャビネットの扉はたまに開けて換気する
- カビ予防になるが、開けっ放しもホコリが入るのでほどほどに
ハウスクリーニングで定期的に掃除してもらうのもおすすめ
汚れを溜めないようにするためには、こまめに掃除することが何よりも大切です。毎日掃除する、汚れがつくたびに拭き取ることがおすすめではありますが、家事や育児、お仕事で忙しいときには、このような「こまめな掃除」掃除が難しいこともあると思います。こんなときには「ハウスクリーニング」がおすすめです。
最近は、大手の企業やお掃除専門のプロの業者がそろっているハウスクリーニングも増えていて、提供エリアも広がってきています。東京・神奈川・埼玉などの関東圏であれば、「ハウスクリーニングのオン」や「アールメイド」でハウスクリーニングをお試しできますし、イオングループの「カジタクの家事代行」は全国で利用可能です。ハウスクリーニングのメリットは「プロの技術で徹底的にお掃除してくれる」ことなので、1か月〜3か月ごとにお願いするだけでも、キッチンをかなりキレイに保ちやすくなります。カビ取りやハウスダスト対策にもなるので、花粉症やハウスダストアレルギーがある人もにもおすすめです。
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キッチンの場所別で違う掃除のコツ
キッチンの掃除は、大きく「換気扇」「ガスコンロ周り」「シンク周り」「キャビネット・調理台」「冷蔵庫」の5つの場所に分けられます。それぞれの場所について、掃除のコツを見ていきましょう。
換気扇の掃除のコツ
キッチン周りでもっとも掃除が大変な場所の1つが換気扇ですが、これは換気扇につく汚れが揚げ物などの油煙による油とホコリなどが混ざった頑固な油汚れであることによります。放置しているとどんどん蓄積されていき、固く取れにくく、掃除も面倒になってさらに汚れが溜まってしまう、という悪循環にも陥りかねません。
しかし、換気扇の汚れを放っておくと換気の効率が悪くなり、ニオイが溜まりやすく、電気代がよりかかってしまうこともあります。油は気温が高いと柔らかくなり、取れやすくなりますので、冬場の大掃除にやるよりも、暖かい春から夏の季節に掃除する方が効率的です。ぜひ、暖かい季節には思い切って換気扇の掃除をしてみましょう。
換気扇の掃除に必要なのは、以下のようなアイテムです。
- 新聞紙
- ゴム手袋
- 換気扇の大きさに合わせたつけ置き用のビニール袋
- ガムテープ
- 45〜60度くらいのお湯
- 重曹、炭酸ソーダ、セスキ炭酸ソーダ、中性洗剤、油汚れ用洗剤など
- 古い歯ブラシ
- 掃除用のスポンジ
- トイレットペーパーの芯などの硬い紙、または使い捨てできる雑巾
- ゴミ袋
まず、汚れた部品を置く場所を作るため、レンジの上に新聞紙を広げ、ゴミ袋も近くに開けておきます。次に、シンク内でつけ置き用のビニール袋を開けて四隅をガムテープで止め、換気扇の電源を切ります。できれば、念のためブレーカーも落として感電を防ぐのが安全です。
上記の下準備が済んだら、換気扇を分解します。ルーバー・サイレントオリフィス・シロッコファン(羽根)と、外せる部品はすべて外し、シロッコファンやネジなどの細かい部品やデコボコのある部品は、つけ置き用の袋に入れます。基本的に換気扇は素人でも簡単に分解掃除できるようになっていますが、海外用や業務用、特注品など一部分解しにくいものもありますので、取扱説明書を確認し、不明な点があればメーカーに確認しましょう。
つけ置き用の部品を全部入れたら、その袋に45〜60度くらいのお湯を部品がつかるくらいの量入れます。そこに油汚れ用の洗剤を表示量、または重曹かセスキ炭酸ソーダ、炭酸ソーダを入れ、汚れに合わせて30分〜2時間程度置いておきます。重曹のはお湯1Lにつき大さじ3〜4杯、セスキ炭酸ソーダは小さじ1杯、炭酸ソーダは小さじ1/2杯が目安です。
炭酸ソーダはセスキ炭酸ソーダと同じように環境に負担はかかりにくいのですが、pHが非常に強いため、必ずゴム手袋をして取り扱いましょう。逆に、弱アルカリ性の重曹の場合、お湯を熱めにして強アルカリ性に変化させると洗浄力が高まります。また、水を抜くときはゴミ袋の端を切り落として水抜きすると、ゴミ袋の素材である「ポリエチレン」が油分を吸着してくれますので、後片付けが非常に楽になります。
整流板などの油汚れが強い部分は、まずトイレットペーパーの芯を潰した硬い紙や雑巾などで汚れを軽くこそげ取ると、その後の掃除も楽になります。大まかな汚れが取れたら、中性洗剤で洗うか、重曹2に対し水1の割合で混ぜた重曹ペーストをつけて30分間放置した後、重曹を取り除いて洗い流すとキレイになります。
取り外せない部分は、掃除用のスプレーを作って掃除します。掃除用のスプレーは、水500mLに対し炭酸ソーダなら小さじ1/2、セスキ炭酸ソーダなら小さじ1、重曹なら大さじ1〜2をスプレーボトルに入れ、よく振って作ります。換気扇だけでなく台所掃除全般に使えますので、余ったら台所の掃除に使いましょう。
スプレーして拭き取るだけでも汚れは取れますが、ひどい汚れの場合はスプレーをしたところにキッチンペーパーを貼りつけ、さらにその上からスプレーをしてしばらくパックしておきます。その後、パックしていたキッチンペーパーで拭き取れば、キレイに油汚れを落とすことができます。
ガスコンロ周りの掃除のコツって?
キッチンの中でも、とくにガスコンロ周りはもっとも汚れやすく、またもっとも目につきやすい場所です。しかし、油汚れや焦げつきは放置すればするほど硬く蓄積していってしまいますので、汚れたときにササッと掃除してしまうのが一番楽にキレイな状態を保てるのです。そこで、使いやすいところにキッチンペーパーやレンジ周り用のお掃除用ウエットシートを置いておき、普段から汚れたらサッと拭く習慣をつけると良いでしょう。
次に、五徳や受け皿、天井や壁、魚焼きグリルと細かく掃除のコツを見ていきましょう。
五徳や受け皿の掃除のコツは?
五徳や受け皿は、そのまま掃除しようと思うとデコボコが多くて大変ですが、バーナーキャップや受け皿などの部品は簡単に取り外せますので、取り外して洗います。汚れがこびりついていて落ちにくいときは、換気扇と同じように重曹やセスキ炭酸ソーダを45〜60度のお湯に溶かしてつけ置き洗いをします。
それでも取れない場合、大きな鍋に水100mLにつき重曹小さじ1を入れ、10分ほど煮立ててから冷まします。触れるくらいに冷めたら、メラミンスポンジでこするとたいていの汚れはキレイに取れます。クレンザーなどの研磨剤が入った洗剤で無理に擦り落とそうとすると傷ついてしまうことがありますので、十分注意してください。
キレイになった五徳にサラダ油を塗って仕上げるとサビ予防になります。また、新しいガスレンジを使っている人や、しっかり汚れを落としたばかりの人は、できれば毎食後や夕食後に毎日、食器洗いと一緒に洗ってしまうと、キレイな五徳や受け皿をキープできます。
天板やスイッチ、レンジ周りの壁の掃除のコツは?
換気扇のところでご紹介した掃除用スプレーで擦り洗いをし、ひどい汚れには掃除用スプレーか重曹ペーストでパックをします。ガスではなくIHクッキングヒーターを使っている場合、ヒーターの熱で周囲の汚れが柔らかく落ちやすくなっているため、スープなどを煮込んでいる間に周囲の壁など拭きやすいところに飛び散った汚れを拭く「ながら掃除」がおすすめです。
残念ながら、ガスコンロを使っている場合は拭き取る紙や布巾、服などに引火してしまうと危険なため「ながら掃除」は行えません。ガスコンロを使っている人は、調理が終わった直後ならまだ熱が残っていて柔らかいので、火を消してから行いましょう。
魚焼きグリルの掃除のコツは?
魚焼きグリルは掃除をしにくく、汚れも目立たないため見落としてしまいがちな場所ですが、これも定期的に掃除を行いましょう。庫内には掃除用スプレーを吹きかけてスポンジや雑巾で拭き掃除を行い、奥や隅のゴミは使い古しの歯ブラシなどで掻き取ります。ギトつく頑固な油汚れには重曹ペーストを使います。
ニオイ対策としては、魚を焼くとき、一緒に受け皿に熱湯と重曹を入れ、冷めるまでそのまま放置しておき、冷めたら取り除いて洗うと汚れとともにニオイも取れます。ニオイ取りとしてよく使われるお茶の葉の出がらしや、使用済みのコーヒーの粉なども有効で、受け皿に敷き詰めてコーヒーやお茶の匂いがするまで5分ほど加熱すると良いでしょう。
また、魚を焼くときは受け皿の水に片栗粉を入れておくと汚れがつきにくく、水を入れなくてもいいグリルの場合はアルミホイルを敷いておけばそれを捨てるだけで済みます。網には焼く前にあらかじめサラダ油かお酢を塗っておくと焦げつきにくくなり、掃除が楽になります。
シンク周りの掃除のコツって?
シンク内の汚れは「水に含まれるカルシウムなどが固まった水アカ」「洗剤と水のミネラルが混ざった石鹸カス」「カビや雑菌が繁殖してできたぬめり」などが主なものです。とくに水アカは、蓄積させてしまうと専用のクレンザーなどを使わないと取れないほどこびりついてしまいます。
できれば夕食の片付けが終わったあとは台所用洗剤をつけたスポンジでシンク全体をこすり洗いし、よく洗い流してから乾拭きすることを習慣づけましょう。その際には、汚れた手で触ることが多く、思っているよりも汚れやすい蛇口も忘れずに掃除します。
水アカは水アカ専用の洗剤を使っても良いですし、酸性のクエン酸(水10に対してクエン酸1で混ぜる)、石鹸カスはアルカリ性の重曹で落とすことができます。まずクエン酸をスプレーし、30分〜1時間後に重曹をつけたスポンジで擦り洗いすると、どちらの汚れもキレイに取り除けます。蓄積してしまって取れにくい水アカの場合は、クエン酸をスプレーした後、キッチンペーパーやラップでパックしてみましょう。
カビや雑菌が繁殖したぬめりは触りたくないので、どうしても掃除をためらってしまいがちですが、放置してしまうと排水管の詰まりや悪臭の原因になってしまいます。気づいたらできるだけ早めに掃除してしまいましょう。排水溝全体に重曹をたっぷりとかけ、クエン酸小さじ1を溶かした熱湯1カップを注ぎます。
このとき、重曹とクエン酸が化学反応して泡が出ますが、この泡は無害であり、むしろ発泡することで汚れを取ってくれますので、そのまま待ちましょう。30分程度経ったら、再び熱湯をかけてキレイに流し落とします。定期的に行うと詰まり予防になりますので、ぜひ思い出したときにやってみてください。
もっと手軽に掃除したいときは、ヤカン一杯程度の熱湯を排水口に流し込むだけでも構いません。その30分後にたっぷりの水を流すだけなので、有毒ガスも発生しませんし、環境にも優しい方法です。週に一度くらいやると、臭いや詰まりの予防になります。
また、三角コーナーのぬめりに悩む人も多いのですが、三角コーナーの代わりに蓋つきのゴミ袋ホルダーを置き、ビニール袋を設置してゴミをそのまま捨てたり、自立式のゴミ袋を立てて調理後はそのままゴミ箱に捨ててしまったりすれば、掃除の手間も省けて衛生的です。100円ショップにも便利アイテムがたくさんありますので、ぜひ活用してみましょう。
キャビネット・調理台の掃除のコツって?
レンジから飛び散った油汚れ、こぼした調味料、食品などの汚れがつきやすいキャビネット内は、カビやホコリが溜まってしまうことがあります。洗剤を薄めたものか、重曹で作った掃除用スプレーで拭き掃除を行いましょう。もし、キャビネット内に既にカビが発生している場合は、エタノールや除菌スプレーをかけてから拭き掃除をすると、カビ取りと予防が同時に行えます。また、拭き掃除の後はしばらく扉を開けておき、しっかり乾燥させることもカビ予防になります。
調理台は、汚れていると食中毒の原因にもなりかねませんので、常にキレイな状態を保ちましょう。具体的には、掃除をしやすいようにできるだけ調理台の上にものを置かない、ガスコンロの近くは油汚れがつきやすいので調味料ラックなどを置かない、などの工夫が重要です。
冷蔵庫の掃除のコツって?
冷蔵庫は調理前の食材を保管して置く場所ですから、やはり清潔が重要です。賞味期限切れのドレッシングや、いつからあるのかわからない冷凍食品などが庫内を占拠することがないよう、定期的に庫内の整理を行いましょう。また、出し入れの際に調味料などの汁がこぼれたら、必ずすぐに拭き取りましょう。扉の取っ手部分を汚れた手で触ってしまうこともよくありますので、近くに冷蔵庫掃除用のウェットシートを置き、サッと掃除できるようにしておくことが大切です。
冷蔵庫の掃除は、大まかに以下の7ステップで行いましょう。
- 発泡スチロールや保冷バッグを用意
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- 保冷剤とともに、出した食品の一時保管をしておくためのもの
- シンクに洗剤、もしくは台所用塩素系漂白剤を入れたお湯をはる
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- 漂白剤の場合、5Lの水に50cc程度の漂白剤を入れる
- 冷蔵庫の電源を抜き、庫内の食品をすべて取り出す
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- 電源を抜かないと、庫内の温度を一定に保とうとして激しく電力を消費してしまう
- 食品の賞味期限や消費期限をチェックし、切れているものは捨て、切れていないものは一時保管の保冷バッグに入れる
- 取り外せる卵ケースや棚、引き出しなどを外す
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- 外した部品はシンク内のお湯に入れ、つけ置きする
- 庫内をエタノールや除菌クリーナーなどをつけたふきんで拭き掃除する
-
- ただの水拭きでは、万が一カビが発生していた場合、広範囲にばらまいてしまう
- 除菌しながら拭くことで、カビをばら撒かず、発生予防にもなる
- 細かい部分に溜まっている汚れは歯ブラシなどで掻き出し、ゴムパッキンの汚れも洗剤をつけた歯ブラシでこすり落とす
- 仕上げに乾拭きを行い、庫内の掃除はおしまい
- 部品を戻す
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- つけ置きしていた部品を洗い、しっかり乾拭きしてから戻す
- 食品を庫内に戻す
-
- 一つひとつの容器をキレイにし、整理しながら戻す
野菜室や冷凍室も同様に掃除を行います。冷凍室に霜がついている場合、お湯で拭き掃除をすると取れやすいです。
おわりに:キッチンの掃除は、コンロ周りの油汚れとシンクの水アカが中心
キッチンの掃除でもっとも大変なのは、コンロや換気扇周りの油汚れです。とくに五徳や受け皿についた油汚れは、焦げつきと混ざってどんどん硬く蓄積していってしまいます。気づいたときにサッと掃除しましょう。シニア・プレシニアの人など、体力が低下し始めた人はとくにおろそかになりやすいので注意してください。こまめにサッと掃除できない場合は、家事代行にお願いするのもひとつの手段です。
また、シンク内は水アカの汚れがもっとも多く、これも蓄積してしまうと落としにくくなってしまいますので、できるだけこまめに掃除することが大切です。水アカはクエン酸で、石鹸カスなどは重曹で落としましょう。
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