ワンちゃんや猫ちゃんを飼っている人は、ペット用の毛布やベッド、衣類などを洗濯したはずなのに臭いが落ちないと、悩んだこともあると思います。ペット用布製品の臭いは、適した方法で適した洗濯洗剤とグッズを使うことで対策可能です。今回は、ペット用布製品の洗濯方法と臭い対策のポイントについて解説します。
ペット用布製品の臭いが落ちにくい理由
ペット用の布製品を洗濯しても、なかなか臭いが落ちないのは、以下のような理由が関係しています。
ペットの皮脂は人間の皮脂と違う
布製品の臭いには、皮脂汚れが大きく影響しています。ペットの皮脂、とくにワンちゃんの皮脂には、ワックスエステルが多く含まれています。ワックスエステルとは、ワックス・ロウとも呼ばれている油脂状の物質で、皮脂腺で作られます。人間の皮脂にもワックスエステルが含まれていますが、ワンちゃんの皮脂は、ワックスエステルがとくに多いです。
ワックスエステルはロウソクにも使われているように、非常に硬く、べったりとこびりつくため、人間用の衣類を洗濯するときと同じように、普通に洗濯するだけでは落としきれないことがあります。また、コレステロールエステルもワックスエステルと同じように硬い脂肪酸であり、ペットの皮脂に多く含まれています。
関連記事:アルカリ性洗剤と酸性の汚れの種類と特徴と使うときの注意点は?
毛がたくさん付着している
ワンちゃんや猫ちゃんなどの体毛のあるペットは、抜け毛が布製品にたくさん付着します。抜け毛と布製品は、静電気に引きつけられたり、汚れで固着化されたりすることで強くこびりつき、普通に洗濯してもなかなか落とせなくなります。
関連記事:犬の抜毛ってどうすれば楽に掃除できるの?
関連記事:ネコの抜毛をうまく掃除するコツとは?
尿や便などの汚れ
ワンちゃんや猫ちゃんなどのペットには、尿や便が付着していることもありますし、粗相をしたときに布製品に尿や便の汚れがべっとりと付くこともあります。尿や便の汚れは、普通に洗濯しただけでは落とせないことも多く、べっとりとたくさんの汚れがついてしまったときは、つけ置き洗いや予洗いなどの対策が必要になることもあります。
関連記事:酸性洗剤の種類一覧とおすすめの酸性洗剤 メリットと使い方のコツも紹介【場所別で編集部厳選】
関連記事:トイレ掃除の基本 ― 場所別の掃除方法と洗剤の使い分けのポイント
唾液・雑菌
ペットの口内や唾液の中には、特有の汚れや雑菌が含まれていることがあります。これらの汚れが長期間付着したままになると、布製品の繊維の奥までこびりつき、普通に洗濯しただけでは臭いや汚れが落ちなくなることがあります。
ペット用布製品の洗濯におすすめの洗濯洗剤
ペット用布製品の洗濯に使う洗濯洗剤は、洗浄力と消臭力、除菌力が高く、皮膚への影響が少ないものを選ぶ必要があります。また、香りが強いとワンちゃんや猫ちゃんのストレスになる場合があるので、無香性、もしくは、微香性の洗濯洗剤を選ぶことをおすすめします。
ペット用布製品の臭い問題は、洗濯洗剤を変えることで解決できる可能性があります。以下の洗濯洗剤は、編集部の検証でも臭い落ちと汚れ落ちが良く、使いやすいことがわかっていますし、口コミでの評価も高いです。
ライオン ペットの布製品専用洗たく洗剤
ライオン ペットの布製品専用洗たく洗剤は、ライオンが製造・販売している、ペットに関する臭いや汚れを落とすことに特化した洗濯洗剤です。また、植物由来の原料にこだわり、ペットがなめても問題なく、皮膚刺激性のテストも行い、ペットに対する安全性にも配慮しています。ペット専用の洗濯洗剤のなかでは価格が安めでコスパが高く、汚れ落ち・臭い落ちも抜群です。
ペット用布製品では基本的に使えないといわれているペット専用の柔軟剤「ライオン ペットの布製品専用 抗菌仕上げ柔軟剤」とセットで使うと、ワンちゃんや猫ちゃんの健康と安全性に配慮しながら、香りや肌ざわりにもこだわっている質の高いお洗濯をすることができます。人間の洗濯にも使えるので、生乾き臭や汗臭、介護臭など、なかなか解決できないお洗濯の臭い対策にもおすすめです。ペットの毛やダニなどのハウスダストもしっかり落とせるので、ハウスダストに悩んでいる人にもおすすめできます。
関連記事:ナノックスワンはどれが良い?組み合わせにおすすめの柔軟剤とプロ・ニオイ専用・スタンダードの違い
関連記事:部屋干し用洗濯洗剤と柔軟剤のおすすめの組み合わせ 選び方・ランキング・おすすめグッズも紹介【随時更新】
シーシーエー獣医さんと作ったペットにとって大切なニオイの事を考えた洗濯用洗剤
シーシーエー獣医さんと作ったペットにとって大切なニオイの事を考えた洗濯用洗剤は、ワンちゃんや猫ちゃんがストレスなく暮らしていけるように、必要な匂いは落とさずに、気になる悪臭だけを落とすように配合された洗濯洗剤です。界面活性剤を使用せず、アルカリ性の作用と有機溶剤、柿渋エキスで汚れと臭いを落とします。
代表的なペットの汚れである尿汚れ・便汚れ・皮脂汚れをしっかり落とし、香りがなしで洗い上げてくれるので、強い香りが苦手な人も使いやすく、ペットの負担も軽減できます。価格は少し高めに感じるかもしれませんが、濃縮タイプで少量で使えるため、ペットの洗濯だけで使うのであれば、そこまでコスパは悪くありません。
関連記事:アタック抗菌EXラク干しプラスのメリットと組み合わせにおすすめの柔軟剤|臭い問題解決と使い方のポイント
関連記事:界面活性剤の働きと種類による特徴の違いは?
ペット専用洗濯洗剤 ペット臭 ランドリーきらら
ペット専用洗濯洗剤 ペット臭 ランドリーきららは、フルボ酸が持つ酸性の作用とキレート作用で、ペット特有のアルカリ性の汚れと臭いを落とす洗濯洗剤です。フルボ酸は、森林などの自然環境にも存在している有機酸で体にもやさしく、ペットへの負担もほとんどありません。水とフルボ酸のみを使った洗濯洗剤(洗浄剤)のため、環境への配慮もできます。
べっとりついた油汚れなど、苦手な汚れもありますが、洗濯洗剤として使う場合と柔軟剤代わりに使う場合で使い分けができるので、通常の洗濯洗剤を用意しておけば困ることはないでしょう。洗濯洗剤として使う場合は洗濯洗剤と同じようにして使用し、柔軟剤代わりとして使う場合はレノアクエン酸inと同じように、柔軟剤トレイに単独、もしくは、柔軟剤と混ぜて投入してください。
関連記事:レノアクエン酸in超消臭の臭い対策と組み合わせにおすすめの洗濯洗剤|使い方と柔軟剤との使い分けのコツ
ライオン 介護用洗濯洗剤 はぴケア パワフル消臭
ライオン 介護用洗濯洗剤 はぴケア パワフル消臭は、おもに介護施設や医療施設、介護が必要な家庭などで使用されている業務用の洗濯洗剤です。大容量でコスパがよく、蛍光増白剤不使用なので、比較的お肌にもやさしい仕様になっています。クエン酸の作用で、尿臭・尿汚れなどのアルカリ性の汚れと臭いを落としてくれるので、人間の衣類やシーツ、タオルはもちろん、ペット用の布製品のお洗濯にもおすすめです。
弱酸性の洗濯洗剤のため、アルカリ性の洗剤(塩素系漂白剤や塩素系の洗濯槽クリーナー)と混ざらないように注意する必要がありますが、普通に使っていれば、そこまで危険ではないでしょう。ワンちゃんや猫ちゃん特有のアンモニア臭が気になっているという人に、とくにおすすめしたい洗濯洗剤です。
関連記事:アタック抗菌EXと相性の良い柔軟剤の組み合わせと臭い対策
ファーファ フリー& 香りのない洗濯洗剤
ファーファ フリー& 香りのない洗濯洗剤は、無香性でも消臭・防臭などの臭い対策ができる洗濯洗剤です。ペット用洗濯洗剤ではありませんが、無香性なので香りに敏感な子でも安心して使えますし、中性の洗濯洗剤なので衣類にもやさしくお洗濯ができます。ペット用と人間用として併用しやすいところが大きなメリットといえるでしょう。
汚れ落ちや臭い落ちが心配になるかもしれませんが、通常の汚れや臭いであれば、ペット用でも人間用でも、十分に落とせます。ファーファ フリー& 香りのない洗濯洗剤で落とせない場合は酸素系漂白剤を併用したり、弱酸性の洗濯洗剤やペット専用の洗濯洗剤で一度洗濯した後、再度ファーファ フリー& 香りのない洗濯洗剤で洗濯すれば、香りがない状態で洗い上がります。
関連記事:ファーファ洗剤の使い方と選び方|種類別の特徴と柔軟剤の組み合わせ、購入できる店舗について
Rinenna(リネンナ) #1 つけおきメイン 洗濯用洗剤
Rinenna(リネンナ) #1 つけおきメイン 洗濯用洗剤は、アルカリ性の作用とリン酸塩の作用で、便汚れや汗じみ、黒ずみなどのしつこいたんぱく質汚れをきれいに落とすことができる洗濯洗剤です。本来は、赤ちゃんの衣類・シーツのお洗濯や生理の血液汚れ、おりものの汚れなどのお洗濯ために開発されましたが、ペット特有の汚れや臭いを落とすことができます。
つけ置きをした後に水ごと洗濯機に投入してお洗濯するだけなので、お洗濯の手間はそこまでかかりません。Rinenna(リネンナ) #1 つけおきメイン 洗濯用洗剤を使ってお洗濯をするだけで、洗濯槽のお掃除もできるので、洗濯槽の汚れが原因の臭いを解決できる場合もあります。
関連記事:やっかいな血液のシミ、洗濯やシミ抜きで落とせる?
関連記事:ウタマロクリーナーで掃除できる場所とメリットを使いこなす方法
スチーマリー 洗濯用洗剤
スチーマリー 洗濯用洗剤は、ペット臭にも対応した、臭い防止に特化したプレミアム系洗濯洗剤です。汚れ落ちも臭い落ちも良く、自然な香りに癒やされながら、おしゃれにも気をつかいたい人におすすめします。弱アルカリ性なので、素材・洗濯表示には注意する必要はありますが、デリケートな衣類でなければ問題なくお洗濯できます。プレミアム系の洗濯洗剤なので価格は少しお高めですが、環境に配慮した製品でもあるので、SDGsにこだわりたいという人にもおすすめです。
サフェ 生分解100% 布・肌・環境に優しい香りの自然派液体洗濯洗剤
サフェ 生分解100% 布・肌・環境に優しい香りの自然派液体洗濯洗剤は、お肌にも環境にもやさしい、自然な成分をつかった洗濯洗剤です。自然な香りながら汚れ落ちと臭い落ちの効果が高く、少量で使用しても問題ありません。ワンちゃん・猫ちゃん・人間も、香りには好みがあるので、合う合わないがありますが、精油由来の自然な香りなので、幅広い人が使いやすいと思います。
ペット用布製品におすすめの消臭グッズ
ペット用布製品の臭い問題は、消臭スプレーや除菌スプレー、空気清浄機で解決できる可能性があります。空気清浄機と布製品の臭いは、一見関係ないように感じるかもしれませんが、臭いやホコリ、毛の再付着を防いだり、消臭・除菌をしたりすることで、臭いの発生を防ぐことができます。
ペレッティー 獣医師が使うプロ用 ペット除菌・消臭剤
ペレッティー 獣医師が使うプロ用 ペット除菌・消臭剤は、獣医が医療用として手術室の消毒などでも使っている、プロ仕様の除菌・消臭剤です。尿や便、皮脂の消臭はもちろん、細菌やウイルスの除菌にも使えます。人間用食品添加物の認可基準をクリアしていて、体に直接かかっても問題ありません。
通常は、粗相した場所の掃除の仕上げやトイレの消臭などに使ったりしますが、頻繁に掃除できない布製品の除菌・消臭にもおすすめです。ペット専用の布製品だけでなく、人間用の布製ソファーやソファーカバーなどにも使えます。塩素臭が気になるという口コミもありますが、塩素臭はしばらくするとなくなります。
アイポッシュ スプレータイプ
アイポッシュは、特許製法である「イオン交換法」により、本来アルカリ性である次亜塩素酸ナトリウムを弱酸性域に調整して生成された除菌水・消臭水です。臭いの原因の細菌・ウイルスを分解して消臭します。一般家庭をはじめ、医療施設・介護施設・薬局・教育機関など、さまざまな施設で利用されています。
アルコールのように速乾性はないので乾くまで待つ必要がありますが、布製品であれば、しっとり濡れるまで吹きかけて、干すだけで除菌・消臭完了です。床やおもちゃなどに使った場合も二度拭きはいりませんし、すぐに使う場合は水を拭き取るだけでOKです。
ペット用消臭スプレー ペトラボ ゼロミストプロ
ペット用消臭スプレー ペトラボ ゼロミストプロは、動物看護師と製薬会社が共同開発した消臭スプレーです。8種類の悪臭の原因と、臭いの原因になる細菌・ウイルスをスプレーするだけで取り除き、消臭・除菌することができます。また、食用添加物試験にも合格しているので、安心して使えます。
頻繁に洗濯できない布製品の消臭・除菌におすすめですし、変色しない布製品であれば、毎日の除菌・消臭にも使えます。お掃除後の仕上げやペット・人間の感染症対策にも使えるので、常備しておくと便利です。
ペレッシュ ペット用消臭・除菌スプレー お掃除クリーナー
ペレッシュ ペット用消臭・除菌スプレー お掃除クリーナーは、最近少しずつ認知され始めてきた、大豆由来の「大豆脂肪酸」を使った除菌・洗浄スプレーです。布製品の消臭・除菌だけでなく、ワンちゃんや猫ちゃんの体を拭いたり、お掃除したりするときにも使えます。
体に直接ついても問題ありませんし、口に入っても問題ありません。また、使用したときに塩素臭ではなく、大豆の香りがするという点も魅力的です(大豆の香りはしばらくすると消えます)。消臭スプレーの塩素臭が気になる人に、ぜひ試して欲しい消臭・除菌スプレーです。
レボイト 空気清浄機 ハイグレード Vital 100S
レボイト 空気清浄機 ハイグレード Vital 100Sは、ペットモードで素早く消臭ができる空気清浄機です。ハイエンドモデルながら価格が1万円台後半と、かなりお得に購入できます。また、4方向からワイドに吸い込みをしてくれるので、小型で省スペースなサイズながら、かなりパワフルに空気を清浄してくれます。
布製品自体を消臭するわけではありませんが、ペットの抜け毛やハウスダスト、ホコリをパワフルに吸い込むことで、臭いの原因が布製品に付着することを防げます。節電対策にもおすすめです。
ダイキン うるるとさらら 加湿・除湿空気清浄機 プレミアムモデル
ダイキン うるるとさらら 加湿・除湿空気清浄機 プレミアムモデルは、加湿機能と除湿機能でお部屋の湿度を適切に管理できる空気清浄機です。水溶性の臭いを除去する機能があり、カーテンやカーペット、ソファーなど、布製品の臭いを除去することができ、ペットの臭いや毛もセンサーでいち早く察知し、取り除いてくれます。
プレミアムモデルなので価格はお高めですが、フィルターが長持ちするので、「快適さ」と「機能性」を第一に考えるなら、ぜひおすすめしたい空気清浄機です。ウイルス・細菌・花粉対策もできるので、感染症対策やアレルギー対策にもおすすめです。
パナソニック ジアイーノ
パナソニック ジアイーノは、空気に漂う臭いもお部屋の壁やカーテン、衣類などにしみついた臭いも消臭できる空気清浄機です。本体内では、塩タブレットと水で除菌用の次亜塩素酸を作り、部屋のあらゆるところを除菌・消臭します。もちろん、集じん機能も高いので、ペットの毛やハウスダストもキレイにできます。
消臭・除菌の仕組み上、喫煙環境では消臭・除菌機能が低下しますが、ペット臭や食べ物臭の消臭にはかなりの効果を発揮しますし、感染症対策も期待できます。編集部的には、喫煙しない家庭にはイチオシしたい空気清浄機です。
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター NEXT
シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター NEXTは、これまでのプラズマクラスターよりもイオン濃度を高めることで、より高い除菌・消臭機能を実現した空気清浄機です。今までのプラズマクラスター空気清浄機よりも幅広い種類の臭い・細菌・ウイルスを取り除けるようになりました。
また、シャープのプラズマクラスター製品は、価格と機能性のバランスが良く、ハイエンドモデルでも価格を抑えて購入できるところも魅力のひとつです。部屋ごとに空気清浄機を置きたい場合や、機能性を維持しつつ価格を抑えたい人にとくにおすすめできます。
Airdog(エアドッグ) X5D
Airdog(エアドッグ) X5Dは、TVCMなどで話題のエアドッグシリーズのフラッグシップモデルです。フィルターは定期的に洗うだけでずっと使えて、交換の手間がなく、フィルターの交換費用の節約もできます。また、キャスター付きで移動がしやすいので、その都度気になる場所に移動させるという使い方もできます。
エアドッグは、布製品自体を消臭・除菌するわけではありませんが、空気中に飛散した汚れと臭いをパワフルに集塵することで布製品の臭いの悪化を防げますので、定期的なお洗濯と掃除と併用することで、臭い対策はかなり万全な状態になるでしょう。
ペット用の小型洗濯機を使った方がいい?おすすめの洗濯機は?
ペット用布製品を、家族の洗濯物を一緒に洗濯することに抵抗があるという人もいると思います。最終的には自分の判断になりますが、一般的な意見としては、衛生的な点を考慮すると一緒に洗濯しない方が良いでしょう。
とくに、汚れや臭いがひどいものを一緒に洗濯すると、衣類に臭いや汚れが移ってしまう可能性があります。一緒に洗濯をするという人も、以下のようなペット用の小型洗濯機があると便利です。
Xsura 小型洗濯機
Xsura 小型洗濯機は、Amazon限定で購入できる、折りたたみ可能な小型洗濯機です。折りたたみできるので、収納・設置場所を気にする必要がなく、小さなものであれば脱水も行うことができます。12Lと小型なので、小さいものを少ない量でしか洗濯できませんが、ペットの衣類や小型のおもちゃ、小さめの毛布・ラグなどであれば十分洗濯ができます。
SUGGEST 小型脱水機
SUGGEST 小型脱水機は、その名の通り脱水専用です。洗浄機能はありませんが、すすぎ脱水ができるので、洗濯洗剤を使って手洗いした後の脱水でも使えます。3kgの脱水(Tシャツなら12枚、タオルなら20枚)が可能なので、小さめのブラケットやベッドなど、少しボリュームがあるものでも脱水できるところも魅力です。バスタブで洗った後の脱水で活躍するので、お風呂場や洗面所(脱衣所)に設置できると便利です。
シービージャパン 小型 バケツウォッシャー comtool
シービージャパン 小型 バケツウォッシャー comtoolは、バケツ型で洗いに特化した小型洗濯機です。脱水機能はありませんが、持ち上げて傾けるだけで排水ができるので、予洗いなどでとくに活躍するでしょう。駆動部(モーター部分)は、バケツ内に収納できるので、見た目ほど収納スペースをとりません。
シンプラス 二層式小型洗濯機 脱水付き
シンプラス 二層式小型洗濯機 脱水付きは、洗い3.6kg、脱水2kgができる本格的な二層式洗濯機です。洗いと脱水も同時にでき、水流調節も可能です。カーペットにように特段大きなものでなければ、ほとんどのペット用布製品を洗濯できますし、子どものユニフォームやアウトドア用品、釣り用品の洗濯にも使えます。
収納場所と設置場所には工夫が必要かもしれませんが、持ち手が合って持ち運びもできるので、そこまで苦労はしないと思います。しっかりと洗濯したい人には、編集部としてイチオシしたい洗濯機です。
ダイヤ 小型洗濯機 フランドリー
ダイヤ 小型洗濯機 フランドリーは、脱水機能はありませんが、持ち上げずに排水ができるので、小型洗濯機にありがちな「持ち上げる負担」をかなり減らせます。水流がパワフルでしっかり洗濯できるところも魅力のひとつです。脱水機能はなくてもいい人や小型でもある程度の量を洗濯したい人におすすめです。
ペット用布製品を洗濯するときのポイント
ペット用布製品を洗濯するときは、以下を心がけることをおすすめします。
洗濯前にある程度汚れを落とす
ペット用布製品には、ペットの毛やフケ、ホコリ、ハウスダストなど、たくさんの汚れがついています。目に見える汚れやゴミは必ず取り除き、可能であれば掃除機やコロコロで全体の掃除をしましょう。拭き取れる汚れも、雑巾やウェットシートなどで拭き取るようにしてください。
ひどい汚れは予洗い・つけ置き洗いをする
便や尿、食べ物のこぼしかす、蓄積した汚れなど、ひどい汚れがあるときにそのまま洗濯すると、汚れがきちんと落ちなかったり、臭いが発生する原因になったりすることがあります。また、洗濯機に汚れが移り、他の洗濯物に移ってしまう可能性もあるでしょう。汚れがひどい場合は、一度予洗い・つけ置き洗いをしてから洗濯することをおすすめします。
関連記事:洗濯物の臭い対策に役立つ基本の洗濯方法と応用テクニック
きちんと乾燥させる
ペット用布製品も人間用の衣類も、きちんと乾燥をさせないと臭いが発生しやすくなります。ペット用布製品は、脱水・乾燥をさせにくいものが多いですが、きちんと水気を切り、風通しの良いところでしっかり乾燥させるようにしてください。小型の脱水機や浴室乾燥機、衣類乾燥除湿機があると便利です。
関連記事:衣類乾燥除湿機の選び方とおすすめランキング 柔軟剤の香りも残せる洗濯・部屋干しでの使い方
すすぎ残しに気をつける
ペットでも人間でも、お洗濯が関係する肌トラブルは、洗濯洗剤・柔軟剤のすすぎ残しが原因になっている場合があります。お肌にやさしい洗濯洗剤を使っていても、布製品自体に成分が残っていると、皮膚を刺激して肌荒れや湿疹などの肌トラブルが起こる可能性があります。
ワンちゃんや猫ちゃんの皮膚は敏感ですし、お肌の異常を正確に伝えることができない場合があります。お洗濯をするときは、意識してしっかりすすぎを行うことを心がけ、皮膚に異常が起こっていたり、普段と違う行動をしていたりしないか、毎日チェックするようにしてください。
関連記事:肌荒れ対策におすすめの柔軟剤と洗濯洗剤の組み合わせ|敏感肌・乾燥肌解消のポイントとは
ブラッシングを定期的に行う
ブラッシングを定期的に行うことで、抜け毛が布製品に付着する量が少なくなり、フケなどのハウスダストの飛散を防げます。結果的に、布製品の清潔を保ちやすくなり、臭いの発生も防げるようになります。
また、定期的にブラッシングを行うことで、ワンちゃんや猫ちゃんの皮膚のチェックもできますし、信頼関係を築くことにもつながります。できれば毎日ブラッシングをしてあげ、スキンシップをはかるようにしてください。
おわりに:ワンちゃん猫ちゃんの様子をみながら適した洗濯洗剤を選ぼう
ワンちゃん猫ちゃんなどのペット用布製品を清潔に保つことは、臭いによる飼い主のストレスを軽減するだけでなく、飼い主やペットの健康管理・ストレス管理にもつながります。急な来客でも気にをつかうことがなくなるので、コミュニケーションの機会も増えるでしょう。ワンちゃん猫ちゃんの体質や好みもあるので、自分やペットに適してものを使えるように、様子をみながら選んでみてください。
関連記事:かんたんマイペットの使い方とマイペット・マジックリンとの違い|どこまで万能?
関連記事:ダニアレルギーで起きる症状は?対処法はあるの?
関連記事:アタックゼロの洗濯で漂白剤は必要?|ワイドハイターの使い分けのコツ
関連記事:アタックゼロパーフェクトスティックにおすすめの柔軟剤と臭い問題解決につながる使い方のコツ
関連記事:アリエールミライにおすすめの柔軟剤の組み合わせと使い方のポイント
関連記事:アリエール除菌プラスにおすすめの柔軟剤の組み合わせと使い方のポイント
コメント